こどものなみだ

子どもが泣くことってよくありますね♪

いったいどんな理由で泣いているか観察したことはありますか?

のびのび広場に来る子どもたちもよく泣きます。

おかあさんと離れる時は泣き声の大合唱です♪

でもよく観察するとどの子も泣いている理由は違うみたい。

☆おかあさんに置いていかれて怒って泣いている子。

☆私ほどかわいそうな存在はないわ〜〜〜と悲劇のヒロインなみに泣き崩れる子。

☆おかあさん、私の存在忘れないでねとばかりにすがり付いて泣くのに、
おかあさんがいなくなるとケロッと している子

☆周りが泣いているので、どうしたらいいのかわからなくて不安になって泣いてしまう子。

☆泣くことで切り替えようと一生懸命努力する子。

子どもの数だけいろいろあるような気がします。

今日来たゆあちゃんは今月が2歳の誕生日です。
前回2ヶ月前に来た時は、怒って泣いていました。
私をこんなとこに閉じ込めて、おかあさんのところに連れていきなさい!!という勢いで扉の前で泣き続けました。
「おかあさんはゆあちゃんになんて言った?」
「お話終わったら迎えに来るよ。待って様ね」と言っても聞こうともしません。
ひたすら怒って泣いて、疲れて寝てしまいました・・・・・

こんな時、本人が一番しんどいかも^^;

おかあさんもあれからいろいろ考えたみたいです。
小さいときから来ているのになんで?
おかあさんがいなくてもたのしく遊んでほしいのに・・・・

それでもあきらめずに今日連れてきてくれたおかあさんはスゴイと思います。
そんなお母さんの願いが伝わったのかもしれません。

今日のゆあちゃんは泣いていても自分で切り替えようとしているのを感じました。
一人ぼっちで泣かないで、悲しい気持ちを伝えてきます。

「ママは?」
「ママはゆあちゃんがいっぱい遊んでおやつ食べたら迎えに来てくれるよ」
「うんうん」泣きながらもうなずいています。
「泣いてたら公園にいけないけどどうする?」
泣き止もうとします。
本当にけなげでかわいいです。

おしっこに行ったり、靴をはくのもやろうとしています。
二人で手をつないで階段を下りたころには、すっかり落ち着き。
見ている私たちに話しかけてきます。
子どもたちが遊んでいるところに遠巻きながら覗きにいきます。

そして最後にはみんなのなかへ・・・・・

今日は一枚の鬼のお面を発見してみんなで大盛り上がり!!
顔にあてて「がおぉ〜」と言ってみた子が、お友達のところにいってやってみない?
というしぐさをみせます。
投げてみたら風に乗ってふわふわ飛んでいきます。
みんなで追いかけてはキャーキャー
ゆあちゃんも追いかけて行っては、お面を指して「こわっ」「こわっ」を連発。
みんなもまねして「こわっ」「こわっ」

あんなに泣いてた子が最後にはみんなの中で主役になっていました。

迎えに行ったおかあさんは満足そうなゆあちゃんの顔を見てどんな気持ちだったんでしょう。