奈良の子育ちセミナー

昨日も7人のおかあさんが集まり、盛況でした。
テーマは「困った時どうする?」でした。

困った時どうするという紙を見せられて、反応はさまざま。
自分が今困ってるから自分のことかなと思った。
子どもが困った時かな?
子どもが困ってると思ってるけど、本当に困っているんやるか?などなど

では、「こどもが困ったときがありますか?」という問いかけに、
「三歳の子が靴下を上手くはけなくて、「はけない・・はけない・・」と言いながら履いていたので、急いでいたのもあって履かせました。
普段はほっと置いたら、勝手に履けているときもあるし、履くのをあきらめて遊んでいる時もあるんです。」
という事例がでました。

では、「こどもは履かせてほしいと言ったのでしょうか?」
履かせて欲しそうだった。
そういう時は履かせてと言ってるんです。などなど
おかあさんだから、子どもの言ってることがテレパシーでわかる??
たしかにわかりそうな気がするんですよね♪
それで小学校も高学年にもなると、「何考えているのかわからへん!」
突然、子どものことは投げ出したくなるんですよね^^
だけど、本当にこどもの気持ちはすべてわかっているんでしょうか?
そのあたりに大きなポイントがあるような気がしました。

「もし、さっさと履かせなかったらどうなったでしょうか?」
もうひとつ踏み込んで、
「見守っていたらどうなっていたでしょう?」
子どもは自分でうまく履けて、ぴかぴかの笑顔で「お母さん、はけたよ」と言ってくるかも・・あるいは「おかあさん、はかせて。」と自分のやってほしいことを口に出せたかも・・・じょうずにはけなくてもへっちゃらであそびだしたかも・・・・
いろんなことが考えられますね。
そんな子どもの様子を見て、楽しめるおかあさんになっていきたいですね♪

親はこどもにしてやりたい、助けてやりたい気持ちは常にあり、かわいくてしかたないです。
そういう親だからこそ、困った場面でぐっとがまんして見守り、こどもが乗り越えた時に、ともに喜びを分かち合える親子になりたいなと思いました。

日々の暮らしの中でチャンスにしていけそうな場面がいっぱいありそうでたのしみです^^v