中学生親の会

28日、姫路で中学生の子がいる5人の親が集まりました。

ひと月に1度集まるこの会も3月で1年になりますが、
ここ最近は中学生の話にはとどまらない中身に豊かさを感じます。

「ウンチが出た」と言えない2歳半の子の話と
「(家を出た妻に)戻ってほしい」と言えない85歳の父親の話が出ました。

2歳半の子どもの話と85歳のおじいちゃんの話が「根っこは同じ」という所で繋がって、
今は「そのくらい言えなくてもいいか」と置いていくことが、
人生後期でも「自分の口で言わなあかん事が言えない」ことにもなるのかと、深いショックを受けました。

目の前の中学生の我が子は、生意気だったり、部屋は散らかしっぱなしだったりして、
素直に返事をさせたかったり、部屋を片付けさせたかったりして、
どうしたらそれをやらせられるかの話にもなるけれど、
なぜ、今、その事をやったらいいと思うのか、願うのかを
その子の一生を描きながら皆と一緒に考えていきたいと改めて思いました。

子どもにしても自分自身にしても、そうやって1個1個解決して、乗り越えていくことが豊かな人生に繋がるのかな、
とも思いました。