奈良子育ちセミナ―

「足りなさ」で最近やってみて
Tママ→
受験終わって残りの小学校生活おもいっきり楽しんだらいいな〜と思うのですが、うちの子は全然なんです。卒業前のお楽しみ遠足の班わけで、好きな子で組んでもいいという事だったのですが、好きな子の所には入れずもう一つの所になってしまったり。よく、「どうせ○○」って言うんですが、どうせの後には必ずマイナス思考の言葉がついて、もっとプラスでやれないかなあ?と思うんです。
Aママ→インフルエンザで学級閉鎖になって、1週間休むことになって、家で過ごしていました。子どもは学校に行けず「僕は学校がどれだけ楽しいかわかったわ〜」と言っていました。最近は足りなさあんまし用意していないから何も無いかな〜
Sママ→お父さんに買ってもらったゴーカイジャーのピストルがその日に壊れてテープで貼ったけれど、それが納得いかなかった様子。すぐに「違うおもちゃが欲しい。」と子どもは泣いて言ってきました。私は頭の中で、すぐに買ってやれるけど困ってしまい。お父さんならおもちゃが欲しい気持ちわかるかな?と思って、「お父さんに言ってみな。」と言った。お父さんは「買っていいよ。」と言ったらしい。それでも私はさらに「すぐいらないってなったら買えないんだよ。」と言った。そしたらまたお父さんに言いに行って。結局買うことになった。買ったのは、結局キラキラ光る100円の棒。買う前には大事にするって約束してから。
<どんな子どもに育てたい?>
○プラス思考でどんなことでも楽しめる子
○前向きな子
○優しい子
○素直な子
○自立した子
その中身を細かく考えてみる…「プラス思考」ってどんな感じ?
「困った時がチャンスと同じかな?」
Sママ→違う気がする。困った時は困った時を楽しみにできるけど、プラス思考プラスにえいっ!と切り替える感じで大変そう。
Tママ→プラスにするには段階があって、とりあえずやれることをやって後で考えるという感じだから、困った時と同じだと思う。
Aママ→Tママはそれじゃ〜しんどくない?かなり我慢しとかなあかんやん。私もそういう感じやからしんどいねん。私は「困った!チャンスにしよっ!」ってしたら楽な気がするねん。

…こんな感じで出し合っているうちに、お母さんが先回りして心配して何かをなくても、今目の前の子どもの話をよーく聞いてあげるだけで、子どもは自分で何とかする力があるかもね?っていうのがなんとなく見えてたセミナーでした。
<やってみて>
Sママ→
おもちゃがあっても無くても、お母さんが「壊れたおもちゃは嫌」っていう気持ちを受けとめてくれてる安心があれば子どもはやっていけるかもしれない。癖で、泣かれるとすぐにおもちゃを買うほう考えてしまうけど〜まず聞くのを意識したい。
Tママ→つい自分はこうだったと、自分の普通に子どもを合わせて考えてしまうけど、別の人として子どもを見ていきたい。うちの子どもをみんなにも、見てもらいたい。
Aママ→以外に人に見てもらったら、いい子だったりするんじゃないかな?Tママはだいぶテンポが早くてついていくの大変そうって人のことはよく見えるけど、自分のことはよくわからない。
Sママ→私も同じみんなそうだよ〜みんなでこうしてるから、見てもらって気付けるんだ〜みんなで…がいいよね。