豊橋子育ち講座4月

豊橋に今回から奈良のさをりさんが講師として来てくれることになりました。豊橋の講座、新たなスタートです。


まずは、最近の様子。
子どもがおもいっきり泣いて気持ちを出すようになってきて、大変だけど、付き合っていきたいと思っている人や、近ごろ自分が落ち着いているからか、夫や子どもたちがなんだかのんびりしていると感じてる人、子どもがケガをしたり、喘息で入院したりして、仕事しながら、今とっても大変な人など、みんなそれぞれ。近況報告して、次に今日のテーマ。久々ということもあって、今日は根っこの話。何度もやってるメンバーだったけど、その時々の心境で、木を見る気持ちも違ってくるみたい。小さな木と大きな木があったら、どちらを買いますか?という問いに、どんな風に育つか見てみたいから小さい方を選ぶ人、自分は手をかけなくていいから大きな木を選ぶ人など、それぞれ違って。じゃあ、植木屋さんはどこ見て選ぶのか、植木屋さんの息子を持つ母に聞くと、根っこを見て選ぶそうで、余り上は見てないとのこと。だから、とても貧弱な木もあるよとのこと。


じゃあ、どんな風に肥料をやったら根っこは伸びる?みんな、遠くに肥料を置いてなるべく根っこが伸びるようにするとのこと。でも、遠ければいいというものではなく、木の様子をみて、ここぐらいなら、根っこを伸ばせれるなと見ながら、肥料をあげるといいよね、という話になり、余り近くに肥料を与えると根っこが焼けてしまうこともあるとのこと。近くに与えるのはよくない、子育ても一緒だなと感じました。


あと、植え替えることを考えると、今までいたところから新しい土に変わって、またそこで根を伸ばす。子どもたちも一緒だね。新学期になって、新しいところに植え替えられる、一年一年用意されているね、大人は自分で用意しないといけないけどね。


それと、子どもが根っこを伸ばすには、子どもが伸ばしたいと思わなければ、いくら親が用意したりしても伸びないのかも。歯磨きの例えで、子どもに虫歯になるから歯を磨こうねといくら言っても、ちゃんと磨かない、でも言わないとしなくなるから声かける、どのくらい声かけして、どれくらい見守ったらいいのか、迷うという話になりました。


子どもによっても違うけど、親がどんな子に育ってほしいかはっきりしていたら、声のかけ方もまたはっきりしてくるかも。どんな子に育ってほしいか、もう一度よく考えてみるのもいいかも。今回は少し立ち返れた講座でした。


Mママ……
今回は、とてもゆっくり考えることができてよかったです。
植木の絵を見た時、手入れの必要性の少ない、大きい木がいいなぁと思った自分に、少しびっくりしました。
面倒くさがりで、せっかちな性格が出ているように思いました。
根っこの話しでは、根っこは見えないけれど、見ようとしたら見えるかもしれないと思いました。5年、10年後の子供の未来をイメージしたことはあまりないけど、少しずつでも考えて行けたらと思いました。