松阪子育ち講座

今日は初めての方と久しぶりの方がみえました。まず、どんな子に育ってほしいか?を出し合いました。

人と一緒に生きていける子、やさしい子、自分で判断し、行動できる子、なんでもやってみようとする子、自分のいいところが見つけられ、人のいいところも見える子、今ある幸せを幸せと感じられる子、などなどが出ましたよ。


次に、みかんの木の根っこをやり、枝葉よりもまず根っこが張るようにしてやることで、10年、20年先も嵐の時も干ばつの時も乗り越えられる木に育てられること、肥料をどうやれば木の根っこを伸ばすことができるのか、という話に、子どもも木と同じで、あれができる、これができる、といった目に見える枝葉でなく、そこにたどり着くための根っこの部分を伸ばしてあげたいね、という話をしました。


実際に根っこに肥料をやる時にどうするか、を話していると、遠くに肥料を置いて伸びてくるようにしたい、という意見もあれば、根っこの力がちょっと不安だから、少しだけ近くにも置きたくなる、など、自分の子育てをちょっと見つめるチャンスにもなったりして^^。


生きる力って具体的にどんなものだろう?これはどんな子に育ってほしいか、で考えたことだなぁ。みかんの木にとっての肥料は子どもにとってはなんだろう?肥料を遠くに置くってどういうことだろう?も考えてみて、待つ、見守る、手出し口出ししないことかなぁ。


足りなさで育つ、困った時がチャンス、ということを改めて確認。子どもの日々の生活ってお母さんが何もしないと結構困るはずなんですよね。でも、現実、お母さんが結構あれこれ手助けしていて、子どもが困らないようになっていることが多いなぁ、と改めて思いました。待つ、見守るを意識してはいても、さらに無意識なところで先回りして子供が困らないようにしたり、手助けしていたりする。。。これはなかなか自分では気付けない!?仲間で子育てしてお互いに見合うことが大事だなぁ、なんて思ったり。


ソフトボールをしている男の子。最近守備に入らせてもらって様子を見ていると、ボールをとることはわかっているけど、カバーする、とか、周りの様子を見て判断する、ということが全然できない。これは日頃から子供に考えさせてないから考える力がちょっと。。。なのかな?と思ったお母さんの話がありました。でも、最近守備に入らせてもらうようになったのなら、今はどうやって行動したらいいのかを考えて学んでいるところなのかも。見た目はぼーっとしているように見えるけど、心の中はどうなっているのかな?いろいろ考えているのかな?色々考えて、次に動き出せるための準備をしているのかもね。見た目からはわからない子供の心もある、ということは頭においておきたいなぁ、と思いました。


参加された方の感想

今日初めてハレハレ保育で子供を見てくれたYちゃん。
とても懐かしい気持ちになり、和ませてもらいました。子どもってちょっとしたことを面白がって楽しそうでいくらでも遊びを見つけるよなー、と改めて感じて、見てるのは面白かったです。


Nさん
最近手紙を書くようになったんだけど、内容は私に聞いてくることが多く、なんで自分で考えないんだろうな、とか何で分からんのかな、と思っていたけど、ある日私の誕生日の日に「おたんじょうびおめでとう」と書いた手紙を用意してくれていた。何かのきっかけがあると自分でやってみようと思い、やれるんだな、と感動しました。いつも聞かれたら教えていたけど、娘の中ではちゃんと自分ができることが育っていて、きっかけさえあればやってみようとする気持ちがあると自分も理解しながら子育てしたら、言葉のかけ方とか態度とか背中の押し方ももっと違ってくるかも、と思いました。


Aさん
いつもと違う視点から子育てについて考えることができました。また今までと一味違う子育てができそうです。習い事を続けるか悩んでいたけど、またゆっくり考えたいです。


Kさん
一昨日断乳しました。最後のおっぱいで子供が寝てしまい、もう一度やり直したい気持ちやこれでいいのか誰かに聞きたい気持ちが出ましたが、これでよいのだとパパと話しました。誰かを頼らず、パパと話して自分の傾向も冷静に見ながら決めてすすめました。
断乳後すぐは不安定な時期だからママと離れるのはよくないという助言に影響されて、朝から託児に出すことを迷い、パパと話して子どもの力を信じようと思い直し、託児に出しました。別れ際は泣きましたが、後は終始ご機嫌だったようです。何かにつけて私がしがみついているなと自覚できただけでも、断乳を経て成長したなと思えます。
今日は断乳後のアフターケアに向かうため、松阪の講座のままに子供を預けて芸濃の講座に連れていってもらっていますが、子どもの力を信じていけると実感できるよい機会を作ってもらえたなぁ、と感謝しています♪