豊橋子育ち講座

今回の講座は、新しい人、久しぶりな人を入れて6人集まり、新しい人の事を知っている人も多く、和やかに始まりました。まずは最近の近況を出し合いました。


それぞれの今、心にあることを出しあい、聴き合いました。
その次に「どんな子に育ってほしいか?」を出し合いました。人とやっていける子、楽しく生きていける子、SOSの言える子、自分自身を認められる子、なんでもへっちゃらな子。みんな言いながら 聞きながら「うんうん」うなずいていました。


新しい人Iさんもいるので、いつもの「みかんの木」。「植木屋さんだったらどこを見てみかんの苗木を買いますか?」の問いにIさんは「根っこを見て買います」と即答。それには、多少なりともみんなドキっとしていたかも。
そう、根っこだよね。
「肥料を与える時はどこに肥料を置く?」「根っこから離れた所」この辺りは何度かやってるので、みんなの中に入ってる感じ。「子どもには根っこはあると思う?」みんな「うんうん」「あると思う」



次に「根っこを伸ばすにはどうしたらいいのかな?」話しているうちに、肥料はやっぱりお母さんだよね。見守る事も肥料の一つ。足りなさを用意するのも肥料の一つ。そうやっていくことが「どんな子に育ってほしいか?」に近づいていくのかも。話してるうちに、「子どもにはこうなってほしいとか言ってるけど、実際自分はどうなのか。」「どんな子に育ってほしいか?は自分たちにも当てはまるね。」
話しながら、心がほぐれていく講座でした。


今日は、子預かり(はれ保)が1人。様子を話してもらいました。
「初め少し泣いてたけど、少しして泣きやんだ。泣きやむの早くなったよ。ただ一つ失敗したことがあって」公園で遊んでいたTくん。砂を手で握って頭のところに持っていってたので、「やらないよ」と言ったら、砂を頭にじゃ〜。そんな時は、「砂をここに置くよ」 と、やる方を伝えるべきだったと。声掛け一つで大きな違いがあるんですね。心が動きっぱなしの一日でした。


Iママ……
悩みを話すことで、客観的に自分をみることができるなと思いました。自分の立ち位置も考えることができました。いい機会を持てたと思います。


Sママ……
今日の講座は初参加のかたがいてとても新鮮でした。近況報告から始まり、どんな子に育ってほしいか出し合ううちにみんな表現は違っても思いは一緒なんだなぁと感じました。いろんなことが、まず原点に戻って考えると見えてくるものがたくさんあるなと。今日はそんな立ち止まって考える、忘れてたことを思い出すような一日でした。家に帰って早速、子供の宿題を指摘するのやめようと思ったけどやっぱり難しい。いつもよりは半分でとまったかな〜


Mママ……
子供の生きる力が、毎日の些細なことにもあるんだなと、再認識しました。ついつい、当たり前に手出ししていることが、もしかしたら子供の力を信じてなく、私がやってあげないとと勘違いし、せっかくのチャンスを奪ってしまっているのかなと思いました。あと、ハレホの報告で「やってほしい事だけ伝える」は、衝撃を受けました。私は、真逆をしていて結果改善されないことの繰り返し。伝え方をもう一度やっていこうと思います。