おかあさんの心

今日は東灘の子育て講座がありました。

子育て講座では子どもの「生きる力」ということがよく話題に上がります。
おかあさんは、子どもが考えられるように手出し口出しをしないでやろうとしています。

今日のお母さんは、
「今までウンチのときは私が拭いてやっていたんですが自分で拭かせるようにしました。
長女は自分でウンチを拭けないので幼稚園でもガマンして帰って来ていたんです」
とのこと。

今までは「ウンチでた〜」という声でトイレに飛んでいってお尻を拭いてやっていたそうです。

やってみたら、
「長女は自分で拭いて、うまく拭けているときもあればパンツが汚れるときもあるんですが、
お風呂で洗うからいいかなと思って。
次男はすご〜くたくさんペーパーを使っていてトイレがつまりそうなんですが、口出ししないでがまんしてます。
詰まった時に対応できる道具を買ったほうがいいかしら・・・・」

手出し口出しをしないということでは一生懸命やってみたのが伝わってきました。
だけど、おかあさんだったらどうなんでしょう?

次男はどうも拭けているかどうかわからないみたいで必要以上にペーパーを使うみたいです。
自分のお尻がきれいかどうか確かめるのはなかなかむずかしいですね。
一人でできないことは、他の人に見てもらえるのも生きる力ではないでしょうか?

「おかあさん見てください」とお尻を見せに来ることも、しばらくの間は必要かもしれません。
「はい、いいよ。」と言ってもらって、子どもはおかあさんのあったかいまなざしを感じていることでしょう。