たまごの懇談会

今日は奈良でたまごを生産している人に来てもらってたまごの懇談会をしました。

ハッピーママの会でおとりよせしているたまごは有精卵です。

メス100羽にオスが5羽ほどの鶏舎は広々として、天窓から日差しが差し込んでいます。
そんな中で小さい時からなかよしで育ったオスとメスは98パーセントぐらい有精だそうです。
これは種母鶏専門に育てている鶏舎に匹敵する数値らしいです。

小さい時に大事なのは入雛したときに生産者がどこまでその鶏の一生を描けているかだそうです。
一生健康で丈夫になかよく暮らしていくためには仕掛けが必要だそうです。

健康な胃腸を育てるために練り餌でなく、玄米を食べさせる。
入雛10日間ぐらいは、完全栄養である炒りたまごを食べさせています。
これは雛自身の持っている栄養と同じものを足してやるという考え方からです。
あとは安心して暮らせる親鳥代わりの寝床。
あったかくて、暗くて、いつでも出入りできる場所です。

寝床で安心して過ごせた鶏は、一生おだやかに過ごせるそうです。

えさは狭いえさ箱で重なり合いながらつつきますが、
けっして出遅れてもなくならない安心感があってこそ、
なかよしで穏やかな暮らしができるそうです。
小さい子どもの子育てにヒントになりそうな内容満載の懇談会でした。


栄養価や見栄えのほうに気がとられがちですが、ストレスなくおだやかに一生を送る鶏たちの
たまごを、食卓で楽しく豊かにいただくのは、ハッピーサイクルではないでしょうか?

お昼はみんなでロコモコライスをいただきました。
半熟たまごの甘さがひき肉とごはんにとっても合いましたよ^ー^

☆☆☆☆初めてたまごの話を聞いたみっちゃんの感想☆☆☆☆
卵の話はとても面白くて、深かったです。
卵を産む鶏たちが、ひよこのときから一生のことを考えてこんなに大切にされていたとは
想像もできませんでした。
子育てにも重なる話が多くて、子育て話ではちょっとピンときていなかったところが
何故かピンときたりして…すごい卵をいただいていたことにつくづく感謝です!
それにしてもひよこちゃん見たい!!