奈良の子育ち講座

9月になって第一回の講座は久しぶりの人も含め、7人のおかあさんが集まりました。
下は2歳の子どものお母さんから上は小学校5年生のおかあさん、17歳の男の子のおかあさんと子どもの年齢は違っても、「どんな子にそだってほしいの?」という共通のテーマをいっしょに考えられるのが、子育てセミナーの醍醐味です。

今日はまず近況から
「うちはこの前の火曜日ズル休みをしたんです」
「運動会の練習がいやみたい。ズルかなとも思ったんだけどまぁ一日ぐらいいいかなと思って。やってみたら、自分が約束していたことができなくてイライラして、ずいぶん子どもにいじわるなことをいってしまった。夕方も外で遊んでる声を聞いてカーテンの隅から覗いていて懲りたと思うわ」
「うちは月曜日から二日続けて用意ができてなくて泣きながら遅れていったんだけど、以外や以外、水曜日からは自分なりに考えて遅れずに言ってるの。子どもの発想なんだけど、自分なりにかんがえているのがいいかな。」
「そういえば、うちも毎日ワタシ的には間に合ってないと思ってるんだけど、
本人はそんなふうに思ってないのよね。」
みなさん、いろいろあります。

そんな中で、子どもの考えと自分の考えは同じかという話になりました。
「大人同士ならそうも考えるかと思えるんだけど、我が子となったら
なんで!違うやん!うっそー!とでてくる。」
「前は娘が怒るのがいやだったけど、アァ怒っているんだなと見えると
冷静に対処できる」
「わかっているんだけど、できないんです」
「いやいや、それはわかってないんじゃない?」
他人のことはよくわかり、遠慮気兼ねのない面々なのでずばっとした発言も^^;
言われた本人も
「そんなふうに言われたら今までの人生を全否定された気がします。
私なりにいろいろ経験して、違うとは頭でわかっているつもりなんです。」
と思うことを言ってくれるので、本人も周りもそれから先をまた考えていけました。
いつでもどこでもだれとでもこんな風に腹割って単純に話ができたら、もっと子どもにとって育つ環境を用意してあげれそうな気がします。

子どもには見守る、手出し口出ししないとやっていますが、そんな親がどんなふうに考えて、何をやっていこうとしているのかを子どもはみているのかも知れません。

今回の宿題は子どもが願っているように育っていくために、自分はなにをしていくのかです。

ますます、おもしろくなってきましたよ^^