松阪子育ち講座 1月
今日は新年最初の松阪の子育て講座の日でした♪
最初はまず近況と今年の抱負から。ここ数ヶ月で最高人数!?8人のママたちと3人の晴れ晴れ保育の子ども達でした^^。
そして、今日、私の心にすごく残ったこと。
12月に子どもが困ったときどうする?という話から、困ったときが育つチャンス、育てるチャンス!宿題で足りなさやハードルを子どもに与えてみよう、となりました。
それを受けて。。。ハードルを置く、というのはどんなハードルを置くの?という質問が出て。。。色々話していると、ハードルを置く、というのはどうも子どもがかわいそうなこと、と感じてる方もいるようで…。そこで改めてどんな子どもに育って欲しいか、子どもの生きる力を伸ばすには?ということを再確認しました。
人間が生きていく中では自分がどんなに努力してもどうにもならない壁にぶちあたること、数多くありますよね。例えば失恋したり、受験に失敗したり、合わない人が上司になったり。
でも、そんな壁を乗り越えるのは他でもない本人なんですよね。周りの人がどんなになんとかしたくても、最終的にやるのは本人。それを乗り越えるときに、できるだけ楽に乗り越えられるようになってるほうがいいですよね^^。
そのために、今から親が子どもの様子を見てちょうどいいちっちゃいハードルをたくさん用意してあげたらいいんだろうなぁ、と。
跳び箱だって、1段から練習します。1段も飛んだことない子がいきなり6段を前に置かれて、さあ、飛んでみなさい!と言われても困りますよねぇ。
まず1段。やった、とべた!じゃあ2段もやってみよう!飛ぶために色々考えた子どものちっちゃな成長であり、達成感から得られる自信もあるかな。
それを2段、3段、と繰り返していけば6段がきても7段がきても飛び越える方法を考えたりするのも苦じゃないだろうし、今までの自信から次もできるはず!と気持ちを持つこともできるかも。
このちっちゃなハードルは親が準備できる、というのがこれまたいいんですよね。あら、まだちょっと難しかったわね、じゃあもう少し低くしましょう、とか、あら、意外に飛べるじゃない!じゃあもうちょっと!というように、親が自分の子どもの今の様子を見ながらちょうどいいハードルを少しずつ与えてあげられたら、子どももたくましく育っていけるんだろうなぁ。
ハードルを置くのは意地悪でも可哀想なことでもない。子供の成長を願って親が根っこ=生きる力を伸ばすきっかけになるできごとを用意してあげる。そんなことを改めて確認できた一日でした♪