津子育ち講座9月

今日は津での子育ち講座でした。8月はお休みだったので、久しぶりの方ばかり^^。
まずはどんな子に育って欲しいか、を出し合いました。やさしい子、心身ともにたくましい子、へこたれない子などなど。
ここでやさしい子に育てるにはどうしたらいいんだろう?という話になり、でも、やさしさって一体何?どんな時にやさしさを感じる?などなど話し、なかなか面白かったです。お母さんの思うやさしさ、どんなのでしょう^^。

そして今日のテーマ。『子どもに謝るとどうなる?』でした。さあ、皆さん。子どもに謝ることありますか?どんなことで謝りますか?との問いに、「子どもと約束したことを忘れてしまったとき」「感情的に怒りすぎてしまった時、後で謝る」が多かったかな。

まず、なぜ謝ったの?というところから考えてみました。「約束を破ったんだから謝らないといけない」「自分に非があると思ったら謝る」。ふむふむ。「自分の(怒りすぎたなどの)後ろめたい気持ちをチャラにしたい」「自分が落ち着かないからとりあえず謝る」あれあれ?一体誰のことを考えて謝っているんだろう!?よくよく考えてみると、お母さんがすっきりしたいから謝ることがどうも多いようでした。

次に、謝られる子供の気持ちについて、具体例を挙げて考えてみました。幼稚園のお迎えにお母さんが遅れてしまったとき、なんて言う?「ごめんねぇ、遅くなったねー」という答えが多かったですね。

次に、どんな子に育って欲しいか、を頭において、子どもにどんな風な様子で待ってて欲しい?との問いに、「泣かないで待っていて欲しい」「待っている時間も楽しんで欲しい」などなど。これって、お母さんがごめんねぇ〜、って迎えにいくと、そういう風には育たないような?

じゃあ、子どもの気持ちになってみると。。。お母さん遅いなぁ〜、って待っているところに、「ごめんねぇ!」と悲愴(?)な顔をしたお母さんが登場したとしたら!?そういわれた立場としてはなんだか自分が惨めになりそう、とかお母さんが遅いから悪いんだー、とお母さんを責める気持ちになりそうとの答えが。

もしここに「迎えに来たよー。待てたんだねぇ^^」と笑顔のお母さんが登場したとしたら!?もしちょっぴり寂しい思いをしていたとしても、そうだ、自分はちゃんと待てたんだぞ!って子どもの自信につながるんじゃないかな?

そんな風な話になりました。子どもに謝りたくなるような状況になったときに、どんな子に育って欲しいのかな?を頭においてみると。。。子どもに謝るっていうのはどうもよく考えてやらないと、違う影響を与えそうだな、となりました。

他にも、今まで子どもにすぐにちょいちょいと謝ってばかりいたら、子どもにすっかりなめられてしまって、「お母さんが○○しないからあかん」というように言われるようになってしまい、これはいけない、と思い、あまり謝らないようにしています、という方もいました。

「あ、ごめん、ごめん」ってついつい合いの手のように言ってしまうセリフだけど、子育てではよく考えて使わないといけないなぁ!と思いました。

最初、約束を守らなかったり、自分に悪いことがあると思ったら絶対謝らないとだめでしょ!と言ってみえたお母さんが、子どものことを思うと謝らない、っていうのもやってみたいです、と最初の考えと変わったのを聞いたとき、柔軟に考えられていいなぁ、って思いました^^。

さて、皆さんのところではどんな1ヶ月になるんでしょう?来月の講座が楽しみです♪