松阪子育ち講座10月

今月の松阪の講座には初めての方が3人みえたので、木の根っこの話から子どもの生きる力を伸ばすには、という話から始めました。

木の根っこはその木を支える一番大事なところ。20年先、50年先、100年先も木が元気に生きていけるように、日照りにも風にも嵐にも負けないで生きていける根っこを育てることが何より大事。その根っこを育てるために、もともとその根っこに生きる力があると信じて、少し遠くに肥料を置いて根っこがどんどん自分の力で遠くまで伸びていけるようにしてやるという考え方です。

子どもも一緒。20年先、30年先に子どもが元気にたくましく生きていけるように、もともと生きる力を持っていることを信じて、少し遠くから見守る。手出し、口出しを足りなくすることで、自分でやっていく力を伸ばしていく、そんな子育てでやっていきたいな、という話でした。

これを聞いた初めてのお母さん。子どもが大きくなってたくましく育って欲しい、と思ってはいるのに、どうやら反対にあれこれ手を貸して自分でやる力を伸ばせていない!ということに気付かれました♪

今までやってみたことのなかった足りなさで育てる、という子育て、ぜひやってみたい!と言ってくれて、一緒にやっていける仲間が増えて嬉しいなぁ、と思いました^^。

あるお母さんが、子育て支援センターで子どもを遊ばせていると、他の子どもとおもちゃの取り合いになったりして、本当は見守って子どもがどうするか、をやらせたらいいんだろうな、と思いました、と言われました。この状況ってよくありますよねー!このとき、子どもの育ちだけを考えられたら、じっと見守るのが何よりだけど、やっぱり相手のお母さんとのやり取りも気になってきて、ついつい止めに入ってお母さんが忙しくなってしまうことが多い。でも、ここで相手のお母さんと、ここは見守りましょうね、などと話が出来ると、子どもが育つチャンスがいっぱいになりますよね。そういった点で、お母さんたちが考え方を一致してる仲間同士の中で子どもをみんなで育てられる環境ってすごく大事だなぁ、と改めて思いました。

今回新たに増えた新しい仲間のお母さんたち♪一緒に親も子どもも育って行きたいです。