奈良の子育ちセミナー

今回は大阪からの参加あり、常連さんあり、3回目ありの6人が集まりました。
テーマは「困った時がチャンス」。
困った時というカードを出されて、あるお母さんが、これは誰が困った時ですか?と。
子どもかな?お母さんかな?両方のときもあるよね。子どもは本当に困ってるのかな?
この言葉だけでも人の受け取り方はいろいろです。
とりあえず、子どもが困っているとお母さんが思った場面をそれぞれ出して考えていくことにしました。
ももちゃんのお母さんは、先週、はじめて5才の一人娘をお泊りにだしたそうです。
はなれ際、ももちゃんは「お母さんがいいー」としがみついて泣き、お母さんはお泊りするお宅を出たものの、泣き声が聞こえるその場から動けなかったそうです。子どもも私も困りましたと。連れて帰ろうかな、お宅に戻ろうかなと思ったけれど、ここで引き返しては今やったことが無駄になると足をすすめたそうです。
なんでお泊りをしようと思ったの?
引っ込み思案なももちゃんが気になっていたのもあって、声かけてもらった時、目先のことを考えたら嫌がっていることはさせたくないけど、将来のことを考えたら、今、新しい体験や冒険をすることがももちゃんのためになるかなと思ったと。
なかなか決めきれずにお父さんはもちろん2人のおばあちゃんに相談して、先輩おかあさんに後押ししてもらってやれたと。
その後、メールで、ももちゃんが寝たことを確認した後は、近くのママ友のお家におじゃまして深夜2時までおしゃべりしたとか。
ももちゃんはももちゃんで大泣きした後は、お母さんの一言もなく、よく食べよく寝て、ゆうたくんとにこにこで遊んだようです。
どちらも思ったよりよりたくましい〜
お母さんが素直に話するので、みんなで大笑い。困った時をみんなで考えてみると、ひとりでは気づかないいろんなものが見えてきました。
ももちゃんはもう行かないと言っているようですが、お泊りをしてよかったと言うお母さんの顔が微笑んでいました。
宿題は、困った時をチャンスに。なかなかおもしろいです。