津 子育ち講座 12月

今日は、初めての方が5人みえたので、木の根っこの話から子どもの生きる力を伸ばすには?という話から始めました。

木の根っこはその木を支える一番大事なところ。20年先、50年先、100年先も木が元気に生きていけるように、日照りにも風にも嵐にも負けないで生きていける根っこを育てることが何より大事。その根っこを育てるために、もともとその根っこに生きる力があると信じて、少し遠くに肥料を置いて根っこがどんどん自分の力で遠くまで伸びていけるようにしてやるという考え方です。

子どもも一緒。20年先、30年先に子どもが元気にたくましく生きていけるように、もともと生きる力を持っていることを信じて、少し遠くから見守る。手出し、口出しを足りなくすることで、自分でやっていく力を伸ばしていく、そんな子育てでやっていきたいな、という話でした。この話を聞いて今まで手出し口出していたかも?と改めて自分の育児を考え直しました。私も、何度も根っこの話を聞くたびに、わかってはいるんだけど、自分の都合で待てなくて手出し口出してしまっていたなぁ〜、、、。と思いました。親が子どもの育つチャンスを無くしてしまうのは残念ですよね。
今日は、「やりたいことをする子」と「なんでも やろうとする子」を話しました。「やりたいことをする子」では
意見がわかれて、前向きな良いイメージと、わがままで困るイメージがあって、でも、
「なんでもやろうとする子」なら子どもの意欲を大事にしたいね。消極的な子どもより、積極的な子どもになってほしい。という話になりました。子どもが自分に自信を持って成長できるように、これからも見守りたいと思います。
今までは、子育てに困った時や自分に余裕がなくて待てなかった時、悩んでいましたが
「親も子どもも、困った時がチャンス!」心の根っこが育っているんだ!
って思うと育児も楽になってきました。

「愛情をもって足りなさを用意して、待つ」を意識して、「ほったらかしの足りなさ」にならないように気をつけて、
もうすぐ冬休みです。今まで長期のお休みは少し憂鬱でしたが、今回は ちょっぴり楽しみです!(^-^)/

ハレハレ保育です。
はじめての子が3人いて、お母さんとのはなれ際は、はなやかな泣き声の大合唱でした。でも、お母さんに伝えてもらったことはしっかり覚えていて、「お母さん、終わったら迎えに来る?」と聞いてきます。
しばらくすると、泣き声はどこえやら、外に出るとかけっこに枝拾い。やりたいことをみつけて、遊んでいました。