松阪子育ち講座4月

4月は保育園に行き始める子がいたり、仕事復帰するお母さんがみえたり、子ども達も進級したり、と新しい環境に飛び込んでいくことが多いですよね^^。今日はそんな中で『生きる力』について考えてみました。

まずはどんな子に育って欲しいか?をだしあいました。
やさしい子、素直な子、心身ともにたくましい子、自分で考えられる子、何でも楽しめる子、生き生きとした子などなど。

じゃあ、まず『生きる力』ってどんな力かな?という問いに、何かちょっとした時に、お母さんが無理かなぁ〜、って思ったことを意外にもやりとげれたりしたら生きる力あるな、って思う、とか、お母さんがいなくても生きていける力、かな、とか生き抜く力なのかな、とか。

『生きる力』はもともともってるのかな?どうなのかな?という問いには、もともと持ってる!という意見もあれば、もともと持ってるものと成長しながらつけていくものもあるんじゃない?という意見も。

では!子どもに『生きる力があるなぁ』と思った例はありますか?という問いに。それまで出来なかったことをやろうとしたり、やってできるようになったとき、とか、7泊8日の楽園村に初めて送り出したとき、笑顔で元気に帰ってきたときに、生きる力があるんだなぁ、と感じた、とか。東北の被災地で、津波避難訓練を子どもがまわりに大人がいない状況でやっていたところがあり、そこで実際に津波警報が出たときに、子ども達が自分で考えて避難した、という話が出て、自分で考えて決める力、っていうのも生きる力だねぇ、とも思いました。

よくよく見てみると。。。どんな子に育って欲しい?と出した姿が全部生きる力につながるようだ!そして、生きる力はもともと持っていて、成長する過程で足りなさや困ったときに遭遇した時にその使い方を知っていくんじゃないかなぁ?となりました。日常に小さな生きる力を発揮するチャンスがたくさんあればあるほど、子どもは成長するのかな。日々の中で偶然やってくる困ったときを待つよりも、子どもを見ながら色々な困ったときを用意して、生きる力をはぐくんで欲しいなぁ、と思いました^^。