津 子育ち講座6月

4月、5月は幼稚園のスケジュールなどで少人数でしたが、今月は久しぶりにたくさんの方が^^。9人での子育ち講座でした。
今日は昨日の松阪の講座にも来てた方がお二人みえましたが、その一人のママ。昨日は歯磨きの時にあれこれ理屈をつけて嫌がって全然させない、わがままだなー、と思う、と言ってみえたんですが、講座で色々話をしたり、歯磨きが痛いんちゃうの?と突っ込んでもらったりして、そんなに神経質に歯磨き!としなくてもいいんかな、と気楽に歯磨きするよー、と声をかけたら、今朝はあれこれ言わずすんなり歯磨きさせてくれたそう!昨日までは”歯磨きは絶対きっちりせないかん!歯磨きするぞぉー!”と何かオーラが出ていたのかな!?お母さんの気持ち次第で子どもがわがまま言わなくて済むんだな、とわかりやすかった例でした^^。

今日も昨日と同じく、『子どもがわがままだと思うとき』について考えました。メンバーが違うと出てくる例が全く違うから面白い^^。子どもがお母さんこっちに来て、と呼ぶ。お母さんは子どもにこっちにおいで、と声をかけると子どもが嫌、と言って、お母さんも子どもも意地になって動かなくて、最後は子どもが大泣きする。わがままだな、と思う、という例や、幼稚園から帰宅してアイスをほしがる。自分の家はお風呂のあとにアイス、と決めているから、今食べるとお風呂のあとはないよ、と言って食べるのに、お風呂のあとも食べる。お姉ちゃんは1個で我慢するのに、妹は2個食べるからわがままだな、と思う、などが出ました。
ここでそれぞれよーく考えてみると。。。子どもがお母さんこっちに来て!とかアイス食べたい!とまず第1声を上げるとき、それはわがままなのかな?うーん?単に、そのときの気持ちや欲求を伝えてるだけ?でも、こっちに絶対来てー!とか絶対食べたいー!と大泣きする頃にはどうやらわがままに変化している。。。この変化は誰が起こしてるんだろう?わがままなのは子どもだけなのかな?
お母さんも、絶対自分は動かない、子どもが来たらいい!と意地になってくると、子どももお母さんもわがままかな。やり取りをよく聞いていると、あれ、なんだか子供同士のけんかだな。。。大人と子どものやり取りじゃないな。。。
アイスも、結局お風呂のあとにもアイスを食べさせちゃってるのは誰だろう?泣くのが嫌だからもうあげちゃう、と思ったのはお母さんだよ。お母さんが2個食べさせておいて、妹は2個食べるからわがままだ、っていうのはちょっとおかしいよね?

子どもが欲求や気持ちを伝えてきた時に、お母さんはどう思って聞いてるのかな。どうせまた泣くんやろな、とか、なんでそんなこと言ってるか理解できひん!分けわからん!とお母さんの頭の中だけで考えている、とか、アイスはお風呂のあとだから、と何か自分で決めたことを前提に子どもを見ていて、それを伝えてきた時の子どもの様子は案外見ていないのかも。子どもをよく観察して、ゆっくり対応していくことで、もっと楽にやり取りできそうだな、と思いました。お母さんはあくまでも大人であり、子どもとは違う立場で子どもと接していかないとね。同じような位置に立ってけんかしてちゃどうにもならないですよねぇ。木の上に立って見る”親”なのだから^^。

さて、来月はやってみてどうだったか、どんな話が聞けるんだろう。とても楽しみです♪