豊橋子育ち講座 7月

今日のテーマは「早く早くを言わないで」です。

私は、3才の娘に毎朝早く早くの連続です。Mママさんも、動きがゆっくりな年長の娘に、毎朝早く早くの連続だそうです。早く早くを言っている時、お母さんはどんな感じ?ゆっくり聞いていくと、自分の思いで「遅い」「まだ、できてない」など出てきます。
子供はどうかな?「やっているのに」「言われるのはイヤ」など。言われている方も、気分はよくなさそう。
Rママは、学校の漢字コンクールと言うテストで不合格点で「早く今から漢字書き取り」となり、追試の結果は見事、合格!ニコニコの娘は、「私、出来た!合格したよ」母は「私とお姉ちゃんの二人が手伝ったから、3人での合格なのよ」と、お互いに自分がやったと思ったようです。それぞれにとって、やったのは事実だとのようです。

早く早くと言っても、実際にやっているのは誰?お母さんから見ると、やらせているのかな?子供は、早く早くと言わないとやれない?みんなで考えると、やる気になったらやるのかも?

では、やる気の出る声かけはあるのかな?早く早くでは、やる気は出なそう。

のんびりやさんの小5の娘を持つ、Sママさん。早く早くと言っていた頃は全然やっている気がしなかったが、子供の個性と捉えて、声かけを考えたら違ってきた。その子なりの成長が見えてきたそうです。

では、やる気になるまで待つ?難しいなぁ。でも、やってみたいとそれぞれ感じたようです。

子供の年代が違えば、悩みも違うようですが、同じテーマで考えると、なんだか同じようなもののようにも感じました。

子供の見方を変えてみたら、違うものが見えてくるのかもしれません。では、実際にやってみてのその後を今後聞くのがとても楽しみです。

Sママ…気心しれた仲間からかもしれないけれど、みんな飾らず、ありのままを話している感じでとても楽しかったです。みんなに話すことで、悩みは解決していないけれど、なんだか軽くなった感じ。これからもみんなに出しながら、みんなで見合っていけたらと思います。早くと思ったら、一呼吸おいて、子どものことをみていきたいと思います。

Rママ…今日のテーマは早く早くとはでした。何も考えずによく使う言葉なだけに考えだすとよくわからないな〜と。早くして欲しいのは子供のためなのか自分の都合なのか…。自分に余裕があれば早くなんて言わないしなーと思ったり。やっぱり自分勝手だったのかなぁ…。普段の生活を振り返るテーマでした。

Mママ…早く早くも含め頭の中で「やってはいけない」「言ってはいけない」と思いつつ行動が伴ってない自分を振り返る事が出来たと思います。毎日の生活のなかで、ダラダラと時間ばかり流れ自分を振り返る時間をなかなか持てないで いたので、久々に反省できました。我が子には、どんな対応をしたらいいのか考え実行しながら皆からのアドバイスを生かして、自分を変えるチャンスにしたいです!