松阪子育ち講座 7月

まずは、いつものように、「(我が子が10年後20年後に)どんな子に育ってほしいですか?」
明るく前向き、素直、行動力のある、自分で考えられる、小さなことに喜べる、誰にでも可愛がられる、いっぱい泣き笑いできる…。 いつもこのことを念頭に置いて、子育てをしてますか?


本日の1つ目のテーマ 「やりたいことをやらせたいですか?」
話をしていくと、どうやら、やりたいことには、ママもやらせたい習い事のような前向きな良いイメージのものと、ママがやらせたくないような良くないイメージのものがあるよう。基本は子どもが喜ぶからやらせたいけれど、ママがやらせたくないことについては子どもの我がままに見えてしまう。一方で、ママが気になることは、ものすごく応える(反応する)矛盾もあったりする。やりたいことをやれるようにして、やれたねという世界にしていませんか?やりたいことをやる方に育っていませんか?

そこで、2つ目のテーマ 「(子どもが)何でもやってみようとするのは?」
どうやら、やりたいことをやれた成功体験を重ねた上での次のステップというものでもないようだ。できないかもしれないけど、やりたくないけど、…「まずはやってみよう!」ママ自身がそんな姿勢で居れたら、「学ぶは真似る」 きっと子どもに伝わるものがあるのでは?

子どもが出してくる「やりたい」も「やりたくない」も現象は同じかもしれないけれど、毎回子どもの気持ちは違う。「ああ…また」ではなく、そこを掘り下げていくことはできる。子どもは行きつ戻りつする気持ちの中で、自分でやってみようと決めて、やれたときの達成感は大きいのだろう。

Q 子どもが「ママー ママー 」と泣き続けるのは何でだろう?
子どもの言う事を聴いていないか、もしくは聞きすぎているか(ママと居ると楽チン)メリハリが必要。

Q 子どもが目を合わさない、何かと嫌がるのは何でだろう? 
子どもの言う事を聴いていないのでは?ただ言うなりになるというのではなく、きちんと目と心を合わせて、キャッチボールができているか?充分に気持ちを受け止めて貰ったという親子の信頼関係を築くことが必要。いつかどこかで1度は向き合わなければならない。子どもが小さいうちがまだ簡単。 

Q 同じものにこだわらず、いろんなものに興味をもってほしいのだけど…
それを得心したら、次に興味を示すだろうし、子どもにとっては毎回違うように見えているのでは?ママ好みではないのかもしれないが、1つのものに集中できるのもよいのでは?

いずれのママも、悩みの出方は違えど、子どもをきちんと見ていない、聴いていない、向き合えていないということは共通のようです…。そして、なかなか自分と子どものことは冷静に見えてないようです…

以前より、ママ友同士がお互いの気になることを伝え合うということをしていないと指摘されているけど、せめてこの講座に通うママ友同士、少しずつでもしていけたら素敵な世界ですね。