松阪子育ち講座9月

今日は松阪の子育て講座でした〜。8月はお休みだったから2ヶ月ぶり!夏休み過ごしてみて、の話をしましたー。

3歳の子のお母さんがトイレトレーニング中。なかなかおしっこが出るからトイレ行く、と言えなくて失敗が多いんです。連れて行ったら出ることもあるんだけど。とのことでした。

それからもう一つ。1年生のお母さん。夏休み、やることがなくて、退屈ー。今日はどっかいかへんの?ばかり言うのがすごく嫌でした。どうして自分でやることみつけて遊べないの!?見てるとイライラする!とのこと。

さてさて、これってどうなんでしょう?

トイレトレーニングを始めたばかりの子。生まれてからずーっと尿意を意識することもなくおむつに気付いたら出てたわけです。トイレトレーニングだ!とお母さんがパンツにして初めて、あら、ぱんつがぬれちゃった。なんだこりゃ。気持ち悪いなぁ、とか、おなかがむずむずしたらおしっこが出てきた!とか、トイレに座って、ちょっとうんっとがんばってみたら出てきたぞ!とか、おしっこが出てるんだー!と自分で気付いていくんじゃないかな。そんな段階を踏んでいる子に、おしっこが出そうになったら言うんだよ!っていうのはなかなか高度なことなのかもよ!?何かに夢中になったらかすかな尿意も気付かずに過ごしちゃっても当たり前なのかもよ!?

今自分の子どもがおしっこが出る、といえる状態なのか、まだイマイチ感覚がつかめてなさそうなのか、どの段階にいるかをよーく観察して、まだ前もっていえないのなら時間やご飯前、遊び前、などなどお母さんが声をかけてトイレに行く、というのをやってあげる時期かもしれない。

ではでは退屈という1年生。1年生の生活をちょっと考えてみると。。。小学校に入って、急に毎日のスケジュールがびっちり決まるわけです。学校では授業を受ける時間、給食の時間、遊ぶ時間、すべて決められていて、そこに合わせていかないといけない。合わせないといけないのは大変だけど、ある意味、やるべきことが決まっているから、今何しようかなー、なんて考える必要はないわけです。

そんな子が夏休み!たーっぷりある時間を、あらら、どうやって過ごす?いつもの学校のあるペースで過ごしてると。。。ずいぶん時間が余るなぁ。どうしようー。なーんてこともあるんじゃない?起きてる間中、自分のやることをどんどん見つけて集中してやり続ける、ってなかなか頭を使って大変なんじゃない?

しかも、退屈ー、っていうと、じゃあ○○する?って与えてくれるお母さんがいた場合!退屈ーって言ったらなんとかなる、って思っちゃうかもねー。

3歳の子と1年生の子。年も違うし、様子も一見違うように見えるけど。。。お母さんのやることは一緒なんじゃないかな?子どもが今、どんな状態、どんな実力を持っているのかをよーくみて、必要な声かけをしたり、不要な声かけをやめたり。。。が必要なんじゃないかなー。そんなことを思いました。

大人はこれが尿意で、コレを感じたらおしっこが出る、だから、子どもも同じように尿意を感じたらおしっこが出る、と言えるはず、ってついつい思っちゃうし、退屈なら、そういう前に何かやること見つけりゃいいじゃん。なんで退屈なんていうの!?なーんて思っちゃいますが、子どもの世界は大人には計り知れないんだろなー。

さーて、今うちの子はどんな感じ?って、楽しみながら観察できるお母さんでいたいな♪