豊橋子育ち講座1月

今年初めての講座。人数は4人で、久しぶりの顔も。まずは近況報告をしてから、どんな子になってほしいか?を出し合いました。


一番上の子が受験生でどんな子になってほしいというよりも、目の前のどこを受験するかという方に気がいってて、なかなか出てこないという人や、近頃、人とのつながりが薄くなっているので、コミュニケーションが出来る子などが出ました。それから、今日のテーマ、足りなさってどんなもの?足りなさについてみんなで出しあう事に。


みんな講座が久しぶりですっかり抜けてる〜という声も。
「幼稚園の準備でお弁当とかを自分でカバンにいれるようにしているけどなかなか準備しなくてして、やるまで待っているけど、なかなかやらなくて、待てない時がある」「私もそういうのあった〜。イライラしてたなぁ」「え〜年少さんで自分で弁当入れるの!私は全部自分がやっちゃう。リュックを背負うだけにして玄関に置いてる」
「兄弟でも上の子は何でも自分でやるから口出ししないな〜。下の子には手出してるなぁ。上の子までもが、いろいろやってあげるからますます下はやらないかも」「兄弟がいるところは上の子がかわりにやっちゃうことってあるよね」などなど。足りなさを出しあおうと思ってても、なぜか足りていることが出てきます。
「そういえば、受験の願書出したあと、変更したいと言い出して、今日中に郵便局に速達出してと言われたけど、夕方かなり忙しくて自分で行くように言ったら、変更するの諦めたよ。前の私なら行ってたなぁ」少しずつ足りなさ出てきた。
話しているうちに兄弟の話題になり「兄弟喧嘩してるときってどうしてる?」「その時によって違うかも。黙ってみてる時もあれば、口出しするときもある。手が出てきた時は止めるかな?」「下の子がちょっと生意気な時とかは、喧嘩してても、にいちゃんにやられた方がいいなぁって思ってみてるよ」「上の子は喧嘩しててもどこまでやったらいいかよくわかってる。下の子の方が加減がわからないよね。」「うちも一番下が上の子をひどく叩いていたから、かなり怒ったよ。そしたら、ある時お風呂で兄弟喧嘩してて、下の子が泣きながらお風呂の中でお湯をバンバン叩いてたよ。お湯にあたってた」「うちも下の子が上の子をバカにした時は怒ったよ」兄弟の話もいくらでも出てきます。次に宿題の話題に。宿題はやらせた方がいいのか、やるのを待った方がいいのか?
「算数が苦手でなかなかやらないからついうるさく言っちゃう。」「うちも同じ。上の子は宿題の事は自分でやって、何も言うことなかったけど、下の子は算数苦手でなかなかやらない。他の事はてきぱきやるのに、算数は、口出しすればするほど、やらない。でも言わないともっとやらないと思う。」「勉強の場合の足りなさって、とっても微妙。どんなときも自分でやりなさい、とほったらかしは足りなさとは違うかも。その子を見て、今は一緒に勉強をした方がいいと思ったらした方がいいし、様子をみて、自分でやれそうだなと思ったら少しみておくとかね」「勉強わからなくなったらどんどんわからなくなるものね」
最後に、今日やってみてを出しながら、どんな足りなさを用意するかも出しあいました。


「母がすべてやってしまっていたので、まずは幼稚園から帰ってきてからカバンの中を出す事をさせてみます」と出ました。あとはなかなか具体的な事は出なかったけれど「足りなさって、意識しないと用意出来ないもの」という事が、みんなの中に落ちた感じ。
どんな足りなさがあるか、日常の生活の中で意識しながら、またみんなで出しあって確かめながらやっていけたらいいな。今日はそんな講座でした。

Sママ…
久しぶりの講座でした。今子供達がそれぞれ変化の時でいろいろ振り返ることができました。足りなさというテーマでしたが、意識しないとすぐに忘れてしまいます。日頃つい手を出してしまいがちです。一つずつ意識して足りなさを用意しようと思います。その先のどんな子に育って欲しいかを忘れないように。

Oママ…
久しぶりに、参加をして・・頭の中が少し軽くなりました。Sさんがしばらく見ないうちに、印象がガラリと変わっていて・・とても受験生のいる親って感じがしなくてびっくりしました!母ってたくましいなあ!って感じで、私もたくましい母になれるようにしていきたいと思いました!

Iママ…
どんな子に育ってほしいか。もう一度よく考えてみたくなりました。みんなで出しあう事の楽しさ、久しぶりでした。意識して足りなさ探しをしたいと思います。