松阪子育ち講座2月

今日はまず、先月から1か月やってみて、どうだったか、とか、久しぶりの方も見えたので、最近の近況を話しました。その中で、3歳の子供さんを持つ3人のママたちが、すぐにイライラしてしまって、怒ってしまう、と。いろいろ聞いていると、4月から保育園や幼稚園に入園するので、そのために、自分でできるように、とかお母さんも気負うところがあるようで、あれこれ口を出してしまう感じ?

人間だからイライラするのは当たり前!しょうがないじゃん!なーんていう意見もありましたが、確かにしょうがないかもしれないけど、イライラして八つ当たりするお母さんに育てられた子供はどんな子になるかな!?イライラするのにも原因はあるはず。どうして自分はイライラしてるのかな。とちょっと立ち止まって考えられると、八つ当たりせずに済むこともあるのかも。

先日、バレンタインデーの時に、友チョコを作る子供たちに対して、何も相談もされてないのに、どうやってラッピングするのか、とかどうやって作っていくか、とかを頭の中で一人忙しく考えてすごく疲れてしまった話に、子供がやること、考えることなのに、自分のことのように思ってしまって一人あれこれ考えてしまったけど、よくよく考えたらやるのは子供たちで、子供たちはちっとも困ってなくて、一体誰のことを考えて困ってたのかな!?自分のことだなー、なんて話も出て、イライラするお母さんたちは自分が幼稚園や保育園に入園するくらいの気持ちで、あれこれ考えてしまって、そこに思うとおりにやらない子供たちにもう!とやや、やつあたり!?と気付きました。

そして、足りなさ、について考えてみました。足りなさ、ってどんなんだろう?余計な手出し、口出しをしないこと?足りなさを用意することで、子供が自分で気づき、考えるようになるといいね。雨の日に子供に長靴を履くように声をかけた。声をかけた瞬間、余計なこと言ったな、とは気付いた。でも、子供は長靴を履かない、といって出かけた。帰宅後、ズボンが濡れた、と言っていた。翌日も雨。またお母さんは長靴はいていったら、と声をかけた。ここでも、あ〜、また余計なこと言っちゃった、とは気付いた。子供は今度はうん!といって長靴を履いて、ズボンを長靴の中にきれいに入れていました。ああ、こうやって子供自身が考えて気づいていくんだなと、思いました、と参加はできなかったけど、メールをくれたお母さんの話から。

最初に雨だなーって、頭を忙しくて考えて困ったのはお母さん。それを子供に言ってもなかなか伝わらない。でも、子供はズボンが濡れて嫌だなぁ、と思った。次の日は長靴をはいたらズボンが濡れないな、と思ったのかな。ズボンが濡れて困った子供が考えたんですね。

お母さんが困っていても、それは子供たちには伝わらないけど、子供が困ったり、考えたりするチャンスを用意してあげたいな、と思いました。

今日参加してくれたお母さんからの感想♪

子供に言うことをきかせるために、母親の自分のほうがどうしたらしてくれるか?とか何て言ったら…?とあれこれ考えてしまっていました。もっと子供が考えられるように足りなさを用意してあげたいです。
R君の初めて2語文を言った話を聞いて、うちの子がもっと小さかったとき、今日はこんなことができた!って喜んでた自分を思い出しました。
3歳半過ぎて、着替えをしない、歯磨きしない、とできないことばかりに目がいくようになってた気がします。