奈良の子育ちセミナー

今日は、松阪の講座から来てくれたお母さんがいてのセミナーでした。
最近は何を考えても自分の問題なんだなという結果になってしまうというお母さんがいて、今日は子どもにとってはどうかな?子どものことを考えることに知恵を寄せていこうねとはじめました。
Tさんお母さんは、朝からお昼過ぎまで、4年生の男の子A君を家であずかりました。同学年の息子がいて一緒に遊んでお昼ご飯を食べてと過ごしたようですが、いろいろ思うことがいっぱいでてきて考えてしまって・・・お昼ご飯の後に、電車に乗って駅で待つお母さんのところまで行くことになっていて、乗り換えが一回あって間違わずに乗れるかどうか心配がマックス。無事着いたと連絡あった時には疲れた〜だったようです。ほかのお母さんもA君を知っていて、Tさんお母さんがあずかることも知っていたのでこのことをじっくり考えました。
Tさんお母さんは、いろいろ考えていて子どもをよく見てたかな?とポツリ。自分はいつも先の段取りをシュミレーションしていている。よく気が付き考えられるお母さんです。でも、シュミレーションできないこともあって・・・心配になるのでしょうか。
いつもお母さんが先のことを考えて手出し口出しを続けていたら子どもはどうなるかな?子どもに何が育つかな?と考えてみました。「私そのタイプ。私に何でも聞いてくる。あてにしてる」「自分で考えなくなる。他力本願になる」「こんなことまで考える?と思うほど先のことを考える」「自分が考えた以外のことが起きたらパニック。想定外に弱くなる」
私はよくぬけることがあるタイプというお母さんがいて、あまりお母さんが段取り上手じゃなくていきあたりばったりだと、子どもはどうなる?とも考えてみました。「たくましくなる。自分で考えるしかない」「切り替えていく力がつく。」「私は母がそういう人で、しっかりしなくていけないとなってしんどかった」などなどいろいろでてきて一筋縄ではいきません。まずは自分はどんなお母さんかを知って考え続けていくことでしょうか。
Tさんがあずかることを知っていたけど、そんなに心配していたのは知らなかったわ。ひとごとにしてたかも・・・Tさん、困った時に自分でなんとか考えるモードにはいって、Yさんみたいにさわがないよね。そう?言ってるよ。それは終わった後だよ。最中は言わないね。自覚ないわ〜つづくつづく。
みんなで考えていろんな大切なものに出会えたようでした。子どもはたくさんの人の心を受けてすくすく育っていく。そんな人の心を感じられる人に育ってほしいなあ♪お母さん同士のつながりがあれば、いろんなお母さんがそのままでいれて、子どもはその場に合わせてたくましくやっていく力があるように感じます。
A君は電車の中まで乗り込んで送ってくれたTさんお母さんが電車を降りるとき、小さく手を振ったようです。そこまで気にかけ心を掛けてくれたお母さんの心を感じたのでしょうか(^^)
★Yさんママからの感想です★  私だったらどんなタイプのお母さんかなと考えると、私は子どもと一緒になってオロオロしてしまうかな・・・。こういう私の影響を受けると、子どもたちはどう育つのだろう?ちょっとわからなくなってしまいました。私からだけ影響を受けるわけではない、いろんな人の愛情を感じていけるように仕向けていく、というものしていきたいことだとなと思いました。