豊橋子育ち講座11月

前回と同じメンバーでスタートした今日の講座。まずは、足りなさの実戦をやってみてどうだったかを出し合いました。
いつもだったら、言い返したり怒ったりするけれど、ケガをした我が子に「痛い、痛い」と言われ、痛んだな〜言いたいんだな〜と受けれた人や、朝の準備にいつもなら口出しするところをちょっと待って観察していたら、5分前には準備出来た子どもをみて、できるんだ〜と実感した人、工作の準備をしてあげたくてもできないでいたら、お姉ちゃんと一緒に準備していたと話してくれる人、寒いと言われていつもならあーしたらとつい口を出してしまうところを黙っていたら、そのまま子どもは行ってしまったという人、などなど、違う子どもの姿が見えていました。
足りなさをやってみて、我が子の姿に驚いたり、日頃、口出ししていることに気づいたり、発見がありました。



次に、どんな子に育ってほしいかを出し合いました。自分の思いが伝えられる子・素直に自分の気持ちを言う子、自分でやってみようとする子、なんでも整理できる子、自分のことを認められる子、相手のことも受け入れて自分のことも言える子、話しあえる子…などが出ました。



次に今日のテーマ「わがままな子ってどんな子?」みんな自分の子を思い出しながら出しました。
朝起きないから起こしているのにお姉ちゃんは「どうして私ばかり起こすの」と怒り、別の日に弟を起こしていたら「弟ばっかり起こして」と怒り、そんなお姉ちゃんを見ていると、母はわがままだと思う。お姉ちゃんがわがままなのではなくて、母がそう思っていると出したKさん、シールがいっぱいたまったら、ご褒美にお菓子を買ってもらえる約束を子どもとしていて、平日の日に突然買い物行こうと言われたので、土日ならいいけど、平日は無理。わがままに思えたIさん。そうしたら、平日に言うのはわがままで土日に言ったらわがままじゃないの?わがままってなんだろう?


考えていると、Mさんが、息子のTくんが家のソファーをステージがわりにして歌を歌い、母が床に座って観客をするときがあって、二人だけの時はいいけど、お父さんやお姉ちゃんがいるときにも、その事をやっていると、ステージ(ソファー)には乗るなと主張する。
それってわがままかな?じゃあ、自分のやりたいことを主張する子どもはわがままかな?やりたいと言ってるだけかな?ん〜だんだんわからなくなってきた。


そんな時、Sさんがこんな話をしてくれました。
幼稚園バスに男の子とおばあちゃんが一緒に乗ることになり、その男の子はバスのタイヤの上の席に座りました。そして、おばあちゃんにも反対のタイヤの席の上に座るように言いました。でも、座席が高いからおばあちゃんは乗れないと断ったけど、どうしても座ってと男の子は譲りません。幼稚園に到着するまでいい続けたとのこと。
その男の子は、わがままかな?どうかな?
自分のことだけしか見えてなくて、周りの声が聞こえてないのは、ちょっとわがままかもという意見が出ました。
子どものわがままとただ言ってるだけ、その違いを頭をぐるぐるしながら考えた講座でした。
そして、足りなさもまた家で実戦してみようということになりました。


Mママ……
子供の言ってるだけを、勝手にやらないといけないと考えてしまうのは憶測。それが、私のイライラや子供のわがままに繋がってしまったのかなと発見しました。


Rママ…
今日は足りなさをやってみてからでした。実践はなかなか難しかったけどいろいろ考えること、振り返ることができました。その後、わがままについて話しあったのですが、いつもよく口にするけど考えてみるとわからなくなる。ただ言うのと意見を押し通す、相手を受け入れないのはわがままじゃないかと。日々の生活で考えさせられます。毎日の生活でまず子供の話しを聞くようにしたいです。


Iママ……
この前の勉強会で、私ってすぐ忘れちゃうし、わからないことがいっぱいだなぁって正直凹みました。凹んでても仕方ないのでできることから少しずつやってみようと思っています。