松阪子育ち講座1月

今日は今年初の松阪の子育ち講座でした。
冬休みやお正月など、いつもと違う出来事が多かった時期、先月からの1ヶ月、足りなさを意識してやってみたことや最近のことをまず出し合いました。


年末からお正月にかけて入院していたママ。10日ほどいなかったけど、子ども達と主に過ごしたお父さん、わりと楽だった様子。今までよりもお父さんと一緒に過ごすのが自然になっていたり、ぐずってママしかダメだった時も今はお父さんでも大丈夫になっていたり、お父さんと子ども達の関係が近くなったようでした^^。ママの足りなさの中で貴重な時間を過ごしたんですねぇ。


色々行事がある中で、自分自身がいっぱいいっぱいになってしまってイライラして足りなさどころではなかった、というママ。イライラの背景には自分に自信がなかったり、どうしたらいいかに迷っていたりするお母さんの姿が見えました。自分もよく似たところがあるよ、と言うママがみえたり、不安だったんだね、と気持ちをきいてもらったり、みんな自信がないよー、たかだかママになってまだ5〜6年だもの!刻一刻と変わりゆく子ども相手にまだまだ未熟なママだもの、当たり前だよー、と言ってもらっている中で、少し表情が柔らかくなったようでよかった^^。そんなママたちだからこそ、みんなで一緒にやっていきたいんだよね^^。


もう一人のママは子どもが朝学校に行く前におう吐することがある、学校を休むと案外元気。話の中にちょくちょく授業が嫌だ、とか、音楽が嫌だ、という言葉が出てくる、どうしたらいいかなぁ、と悩んでいるようでした。こちらも、うちもそんなことあったよー、とか、おう吐ではないけどアトピーなど体に出てくることもあるよ、という他のママたちの言葉。案外お母さんが気にしてると症状が出るけど、お母さんが別事で忙しくて忘れてると子供の症状も出なかったりするよね、なんて話も出て、お母さんがそんなこともあるさー、って気にせず普通に過ごしていたら、子どもも乗り越えていけるのかもね、と思ったりして。


愛するわが子のことだからこそ、色々なことが気になったり迷ったり不安になったりする。それを直接子どもに、というよりはこうやって仲間たちに話して聞いてもらって、その中で自分なりにこうやっていこうっていうものが見つけられると、何があっても楽に超えていけそう。そんな風に思いました。


そして、今日のテーマ。『親って何だろう』について考えました。
小さい頃は親は頼る存在。大きくなると背中を見て育つ存在になるのかな。
お手本
命を守る存在
壁になる存在
親だからこその情がある
子育ては見返りを求めずにやっている

親が思う親ってこういう存在、っていうのと、子どもが思う親ってこういう存在っていうのはきっと違うんだろうな。子ども達はどんな風に見ているのかな?子どもは幼稚園に入ると幼稚園の先生になりたい、といったり、小学校に上がると小学校の先生になりたいと言ったりする。色々な大人に出会う中でこんな風になりたい、と思って成長していくのだろうけど、その一番最初がお母さんなのかもしれないな。

そして、子どもは親がどんなに怒っても、理不尽であっても、親のことを大好きでいてくれる存在。けなげだなぁ。


こんなことをみんなで考えてみて、じゃあ自分は親として、これからどんな風にやっていこうかなって考え、それをやってみていきたいなぁ、って思いました。


参加された方の感想


今は、自分が動けているからかもしれないけれど、老後の面倒を見てほしいとか思わないし、自分の好きなことを見つけて、好きなところに羽ばたいていってほしい。。。いつか子どもは自分の手元を飛びだっていくのに、どうしてこんなに”大事な子”って思うんだろう。これが親の情ってものなのかな?今年は、ちょっとした生活の変化にも動じないような人になりたいです♪


今日一番印象に残ったのは「お父さんのスイッチはどのタイミングで入るのか」「父親としての実感を感じるのはどんな瞬間なのか」という問いでした。父親の自覚がないわけではないと自分では思っているのですが、「あぁ、この子は自分の子だ」としみじみと感じる瞬間がそういえばこれまでなかったような。存在が一体化している(ように私には見える)母子関係の悩みというのは、私には到底慮ることのできないレベルのものだったのだと感じました。
これまで「お母さんたち、もっと肩の力を抜きましょうよ!」なんて気楽なことを考えていた自分が少し恥ずかしくなりました。お父さんの存在感が出せるように工夫をしていきたいです。