芸濃子育ち講座1月

まずは、「年末年始どうしていたか、子育てで何かやってみて、困ったことはあったか?」との問いに、困ったというよりは、以前は大変だったけど、今は落ち着いているという感じが多く出た。我が家もまた、そう困って生活していなかったなぁ…と。
今までの講座で「困っているのはママではないのか?子どもが困っていないよね」と確認して、子どもに「足りなさ」を「やってきている」結果なのかな? 少なからずはそれもあると思う。
でも、パパやじじばばの手があって、ママも子も困る環境が少なかったのかも とも。
はたまた、今は子どもが安定期なのかな?とも。
子どもが成長にするときは、本人もどうしていいか分からずパニックになる。そういう時に、ママから見ると困った状態に見えがちだけど、成長している時なんだなぁと見守ると、違って見えるかも。困った時が成長するチャンスなんだろうけど、安定期もママが落ち着いて子どもにあえて「足りなさ」を用意してやっていけるやりやすい時期なのかも とも。

ついつい目先のことに目がいきがちだけど、長い目でみて、どんな子に育ってほしいか(人を思いやれる子、 人と仲良くできる子、自立できる子、人の話を聞ける子・・・)を出してみて、 では、「そんな子に育てるには母親として何ができるのか、母親って何?」との問いに、普段なかなか余裕がなくそんなことを考えずに生活しているから難しいなという感じであったものの、一番近くで子どもをみて感じて子どもの声を聴く存在、子どもを受けとめる存在、子どもを木の上に立って見る存在、子どもにハードルを用意できる存在…と。正解は一つではないけれど母親の役割、母親にしか出来ないものがあるのだろう。

女の子は小学2〜3年で思春期の状態になり、それはそういう時期だからなのか、わがままなのか、分かりにくくて、手探り状態だという意見も。
これまた正解はなく、今の子どもを見て接して、その感触で探っていくしかないのだろう。
それは、ママにきもちの余裕がないとなかなかできないものなのかも。

また、銭湯で体格の大きな子どもを抱っこしながら髪の毛を洗う光景を見たときに、とても違和感を覚えたのと共に、自分を振り返ってみたら、同じことをしてきているなとの意見も。

また、遠方からの転居を乗り越えて随分成長してきたと思っている子どもに、朝の着替えはなぜか手伝ってしまっているという気づきも。

自分のしていることって、当たり前になっていて、おかしいとも思わないことが多いから、仲間の中で自分のことをどんどん話してみて、指摘してもらうとよいのかも。

松阪と芸濃と講座の回によっては、今の本当の困り事が出せなかったり、人の話を聴くけど踏み込まないような雰囲気になったりするけど、仲良くなるとともに、自分のいけていない部分もいっぱい出せたらいいな、それをみんなが共有して、周りのみんなも実は自分と同じようなことをしていたりするんだなぁって ほっとできたらいいなと思う。吐き出してきもちに余裕ができたところで、また何かひとつ「やってみよう」と思えたらいいなと思う。

講座後の持ち寄りランチも、みんなでおかずをつつきながらも楽しく、そんな中にもまたひとつ気づくことがあったりして、何より、また少し仲良くなれた気がして、嬉しい^^
改めて、子育てを共にやっていく仲間づくりの場なんだなぁと思う。
仲間とともに子育ちを、子どももママも育ち合えたらいいなと思う年始かなと。

Kさんの感想より
子どもの成長の波に動じない大きな気持ち、心を持ちたいと思います。それには、自分一人の育児でなく、他の人と関わっていくことって大切だと改めて感じました。
講座に参加させてもらうと、みなさんの育児の話から、ヒントをもらうことが出来て、自分と子どもの関わり方、やり方をちょっと変えてみようかなと思えます。 今回も、自立まではいかないにしても、もう少し自分のことを出来るようにさせたいなと思い、まず食事中の手出しを極力しないようにしようと思い、実践しています。どんな風にかわるかとちょっと楽しみです。次回は保育園に通う上の子も連れてこようかな。

Hさんの感想より
サークルでの1ヶ月をふりかえれる時間ってやっぱり貴重 って思った。3歳の娘は自分でやろうとしていることを朝時間ないからと急がせたり私がしたり…改めて反省した。
自分で考えて行動できるように、自立できるようになってほしい。そのために何でも自分でさせたり、環境を調えていくのもママの役割かなと。小さい頃からの家庭での習慣などはずっと身についていくものだと思うし。
先のことを考えての育児の大切がわかった。そのうえで、今しかない3歳や9ヶ月の娘達との今の時間を大切にしたいなと思った。

ハレハレ保育の子供たち
はじめてのみーちゃん5ヶ月から、4才のそら君まで7人の子どもたち。お外に出ると、泣いていた子も何やらひとところに寄ってきて遊んでいます。小さい子が気になってよしよししたり、触ってみたり、横になっている赤ちゃんをガラス越しにのぞきこんだり・・・お互いの存在を感じて、いろんろ引き出されて動いています。育ち合っている子どもたちです。