2月奈良の子育ちセミナー

今回は子どもがインフルエンザや発熱、お母さんの体調不良で3人がお休みになりましたが、集まった4人でじっくり考えました。
まずは「どんな子に育ってほしいかな」
たくましい子、そのままでその子らしい子、目標をみつけてがんばる子。
「がんばる子」ってどんな子かな?お母さんの願いはどんなことかな?と考えてみました。Mお母さんは、毎回がんばる子に育ってほしいと出しています。お母さん自身は子ども時代、負けん気が強く、競うことでできた達成感や喜びを味わってきたということでした。子どもにもその喜びを感じてほしくて、できたことはもっとがんばれ、できないことはやればできると話したり声をかけたりしてきました。けれども、自分の意志や考えが出てくる中学生、なかなか思い通りにはいきません。興味のある歴史や地理のことは、お母さんよりもよく知っていてよく覚えていますが、数学や英語はさっぱり。それだけ覚えられるんだったらできるでしょ!となります。子どもは負けん気がないようで・・・お母さんの人生が反映された貴重な願いなのですか、このまま続けていくとどんな子に育つのかな?と考えてみました。得意なことはもっとできる、苦手なことはがんばればできるでは、そのままの自分を認めていけるかな。その子自身が得意なことは何?苦手なことはなに?それがわかれば手がうてるのでは?いろいろ考えました(^^)
その子がその子らしく育ってほしいと願いながら、お母さんの理想のその子らしくをおしつけていたのかも・・・みんなであぶないかも〜と顔を見合わせました。母の愛情は強く深いがゆえに子どものことが見えなくなってしまう時があるような・・・自分だけでは見えないことがいっぱい!みんなで見合って、どうかなと考えていきましょう♪

感想から
★子どもにとってと思ってやっていた事が、結構、自分の理想を押し付けていたんだなあ〜というのに今日は気付きました。理想ばかり追い求めて、今の子どものそのままの姿を見逃してしまってるかも。さっさと動いて欲しい。こんな気持ちになって欲しいなどなど、理想ばかりではもったいないと思いました。今の子どもの育ちを感じて行きたいです。

★子どものやっていることに対して、単にやっているかどうかではなく、親の理想どうりにやっているかどうかで、出来ている出来ないを判断していたんだと気づかされました。私は、頑張っている子をみるのが好きだったのだと改めて気がつきました。もっとがんばったら、もっと出来るようになるのに…は、私の理想を押し付けているのかな(^^;)ゞ子どもたちひとりひとりを比べずに見てあげれる心を持ちたいと感じました。