松阪子育ち講座5月

今日は久しぶりの方もみえて、日ごろの子育てについて考えました。
まずはどんな子に育ってほしいか?出し合いました。講座に来るのが久しぶりだと、どんな子に育ってほしいかを考えるのも久しぶりになってしまうかな?よく考えました^^。

人と仲良くできる子、今を生きる子、思いやりのある子、周りの人を感じられる子、自分で考えて行動できる子、夢中になれるものを見つけられる子。


では、"子どもにやりたいことをやらせたいですか?" の問いに、やりたいことはやらせてあげたいと思う、お母さん好みのことはやらせてあげたいけど、そうでないことはもういいんじゃない?って思っちゃう、やりたい気持ちを聞きたい、などなど。


どうしてそう思うのかな?を考えてみると、子どもの喜ぶ顔がみたい、子どもの意思を尊重したいと思うからかな。じゃあ、やりたくないことはどう?となると、やりたくないことも聞いてあげたい、や、やりたくないこともやってほしい時もあるとの意見も。


次に"やりたいことをやる子"ってどんな子かな?"を考えてみました。自分で考えて行動してるんじゃない?今を生きてそう。積極的だったり、意志を伝えられてるのかな?でも、やりたいことをやる、やりたくないことはやらない、だけでは困るんじゃないかな。自分の子どもがやりたいことをやる子、と思っているお母さん。周りのことを考えずにやりたいことをやるから、自分だけしかみえてない気がするそう。


ではでは、"何でもやってみようとする子"ってどう思う?との問いに、嫌なこともやってみる感じがする、周りの人の話を聞く感じがする、などが出ました。何でもやってみようとする、っていうのは心の動きで、実際に行動として現れるかどうかはまた別な感じ。


R君は「ママ、みとってな」と言いながらソファから飛び降りようとするそうです。でも、なかなか飛び降りれなくて、結局それから少し日が経ってから飛び降りれたそう。その、「ママ、みとってな」というところが何でもやってみようとしてるところなんじゃないかな?


Mちゃんのおうちにはトランポリンがあるそうです。初めてそれで遊ぶ子どもの友達には「危ないからよく気を付けて遊ぶんだよ」と伝え、周りの子にも初めての子はよく見てあげてね、と伝えるそうです。その話を聞いていると、周りの子がそれは危ないよ〜、って伝えているのに自分がそうしたいから、とやるのはやりたいことをやる子、のように感じました。


子どもって、まず何でもやってみようとする心があって、それを実行に移していくもんじゃないかな?それがやりたいことをやる、に変わっていくのは何でだろう?よーくよーく考えてみると。。。どうやらそうしているのはお母さん!?


すぐに抱っこしてほしい、というんだけど、2人目がおなかにいててもう抱っこがしんどくなってきた、というお母さん。抱っこしてほしいから、お母さんにそう伝えてみている。それを抱っこするお母さんがいるからやりたいことをやる、ということになっているんじゃないかな?

お母さん、おなかに赤ちゃんがいるから、抱っこはできないんだよ、ってぎゅっとするだけにするとか、手をつなぐとか他の方法を伝えたら、子どもはそれでやってみようとするのかも。


嫌いなものを食べない、っていうのは嫌いなものを食べないようにしているお母さんの気持ちや行動があるんじゃないかな?うちの子、○○しかダメなのよ、っていう話もよく聞くけど、○○しかダメにしているのは案外お母さんなんじゃない?そんな風に思いました。


自分が子どもにやりたいことをやらせたい、と思っていると、やりたいことをやらせないのは我慢させてるように思ったり、かわいそうって思ったりしそう。
だけど、子どもってもともと何でもやってみようとするもの、って思うと、我慢させてるなんて思わずに、こんなのもやってみたら?と、やりたいことをそのままやらせるでなく、色々なことを軽くやれそうな気がしました^^。


参加された方の感想♪

子どもは皆やりたがりやから、やりたい!って言う事に全部反応してたらキリが無いけど、やっぱりその子の中身をちゃんと見て聴いて、一緒に考えていきたいなと思いました。


「子どもがしたい事」についてですが、本人がしたいと思った事は経験、体験して、感じて考えて好きな事を見つけてくれたら嬉しいと言う考えは変わりません。でも、「いっぱいしたい」あれも、これも、と言われたら・・・なのでホントにしたい事を"一緒に考える"のはいいことだなぁと思いました。


子供のやってみようとする気持ちを、大事にしていきたいと思いました。私が抱っこしてしまうから、抱っこと言われてしまいますが、体と心と様子見ながら、ぼちぼちで付き合っていきたいです。