松阪子育ち講座10月

今回は久しぶりに初めての方がみえました。初めての方に、すごーく久しぶりの方に^^。
まずは最近の様子を出し合いました。


3歳の上の子。下の子が1歳過ぎて活動的になり何か思うところがあるのか?ちょっとしたことでよく泣くのが気になるんです、腹も立っちゃいます、という話に、うちも同じような感じで、おとなしい上の子に活発な下の子が押され気味、泣かなくなっては来たけど、思うとおりにならないとぷんぷん怒ることがあるんです、という話も。
保育園に1歳9か月の子を入れました。上の二人の子はずいぶん小さい時に保育園に入れたので泣くことがなかったけど、3番目の子は少し大きくなってからだったからきっと泣く!と構えてたのに、3日泣いただけでルンルンで行くようになり、今では帰るのを嫌がるんです。。。ちょっと寂しい。。。なんてことも^^。
うちは兄妹で喧嘩するんだけど、お友達のおうちは兄妹でもお兄ちゃんが我慢してるのか、喧嘩しないと聞いて、いいなぁ、と思い、お兄ちゃんに、T君は妹には怒らないんやって!と言った。大好きなT君の話を聞いたせいか?少し怒らなくなったかなぁ?なんて話も。


では、まずどんな子に育ってほしいか?出し合いました。
おおらかな子、芯のある子、世界に羽ばたく子、今を楽しめる子、何でもやってみようとする子などなど。
では、そんな子に育つようにするにはどうしたらいいかな?


みかんの木の根っこの話をしました。みかんの木の苗を買うなら、どこを見て買うかな?
10年、20年先に元気にみかんの実がなるために。
まずはどんなところにも根付く、どんな環境にも耐えられる丈夫な根っこを育てたいね。
そんな根っこを育てるにはどこに肥料をおくといいかな?
植木屋さんは、ここまで伸びておいで、とちょっと離れたところに肥料をおいてやり、根っこ自身が持っている力で伸びていけるようにするんですね。


子どもも一緒。木の根っこにあたる部分。これを生きる力と考えて、生きる力を伸ばしていけるようにしてあげたいな。
じゃあ、それはどうしたらいいんだろう?
『見守る』というキーワードが出ました。


ここで、1つの例について、この場面を見守るってどういうことかな?とみんなで考えました。
3歳の子。紙がやぶけてしまった、と泣いています。何で破れたん?誰が破ったん?・・・お母さんは「誰が破ったんかなぁ?」って声をかけてあげたそうです。

続いてお母さん。テープ貼ろか?と声をかけると、シールがいい、ということで、シールを貼ったそうです。
ちょっと落ち着いてきたので、涙ふいたろか?と声をかけるお母さん。ティッシュをとってきて、という子ども。
自分の涙をふくんやから、自分でティッシュをとっておいで、というお母さん。また子どもが泣いて。。。ティッシュをとってきたそうです。
お母さんが涙をふいてあげたら、そうじゃなくてこんな風にふいて!と子どもがいい、ちょっといらっとしちゃったお母さん、ほんなら自分でふき、とティッシュを渡したそう。


そしてもう1つの例。子どもが小さい時、自分に理解のできないことで泣いていると、何でそんなことで泣いているのか?もう、勝手に泣いてなさい!とほってしまっていた。今は泣く気持ちもわかるけど、そんな時もあった、とのこと。


さてさて、このやり取り。どんな感じだったんだろう?


最初の例。
子どもがどうしよう、と考える前に、お母さんが次にどうしたらいいかのヒントをあげてるんじゃないかなぁ?
見守っている、という感じじゃないかも?


もう1つの例。
見守るってあたたかい感じがするけど、これはちょっと冷たい感じ!?
見守るって、ほっておくのともまた違うかな?
同じほっておくのでも、自分でどうするか考えてごらん、と子どもに心を向けてほっておくのと、もう知らない、と突き放してほっておくのとでは子どもにも伝わるものが違う気がしました。


でも、実際そういう場面があったとき、自分は何を見ているんだろうね?そんな話になりました。
子どもを見て、また!すぐ泣くんだから!と思って、前回の場面を思い出したりして、イライラしないように
子どもに接しようとしてもついついイライラしちゃって。。。というお母さん。
でも、子ども自身は前と同じことをやってる、とか、また!とかいう感覚はないんじゃない?
実際、目の前の子供を見る、というよりは自分の気持ちを見てるのかもしれないね?


まずは、子どもが泣いたり怒ったりした時に、自分は何を見ているのかな?自分はどうやって接しているのかな?
そのことをじっくり見てみることからやってみよう!


参加された方の感想♪

あの日の夕方早速あり・・・。
何で泣いたのか忘れましたが、いつも通りの「テッシュ持って来て」がはじまり、いつもだったらここで怒りヒートアップさせてしまいますが、自分で嫌な事言ってるの分かってるのと、皆さんに聞いてもらった為か、気持ちすっきりしていて、意外にすんなり受け入れできました。
が、「テッシュ持って来て」にどう答えたらいいのか考えてしまいました。(こうやって言うと誘導してないかな?)と。
膝の上に座らせ本人の泣いてる気持ちに寄り添いました。本人の気持ちも落ち着き始め、「ママ、テッシュ一緒に持ちに行こ」と!その後も自分で涙ふき、捨てに。その後はご機嫌でした。帰って来た旦那にテンション高いやん!と。
原因私にありでした。自分との戦いです。そう思うと大人の気持ちで左右されちゃうのかな。今の所イラッとはないですが、ヤバいと思ったらほんと、トイレに行ったりしてみます^^


一緒に参加しているママと 講座だけでなく 日頃から もう少し悩み事をシェアしていけたらいいなと 思いました。


この前の子育て講座は、とても勉強になりました。今も忘れず、実践してます!とは言え、なかなか難しい時もありますが。また、いろいろ教えてもらいたいです!