豊橋子育ち講座11月

今回の講座は、前回と違って4人の少人数。ゆったりと始まりました。
近況報告をしたあと、講座に入りました。



どんな子に育ってほしいかをまず出し合いました。
・自分の事を認めれる子。
・壁を乗り越えていける子
・相手の気持ちがわかる子
・相手のいいとこ探しができる子

次に今日のテーマ「わがまま」。「どんな時に子どもがわがままだなぁって思いますか?」
そんなに時間もかからずすぐに、あまり自分の子がわがままだとは思わないと言う人が多く、反対に親の自分がわがままだと思っているというのが出てきました。



「自分がわがままと思うのはどんな時?」
「忙しい時、自分の都合で子どもを動かそうとしたり、いつもなら怒らないことも、イライラしてて、子どもにあたったりする時」だそうです。反対に子どもは「やりたいことをやっているだけだから、わがままではない」という人や、「やってはいけないと言ってるのに、やり続けるのはわがままなのでは」「わがままっていうのは自分勝手っていう感じ」という人も。



わがままの事を考えていると、Kママから「そういえば、うちの子はやらないよ、と言うと決まってへへっと笑うっていうことに気づいた。実はパパも同じ。その事をパパにいったら、なんとなく気づいてたとの返事。わかってるなら直してよ〜と思った」とのこと。



Mママも子どもの事よりも、旦那さんの方がわがままに思えるらしい。旦那さんは休みの日に出掛けてしまって、帰ると言っていた時間に帰ってこない。Mママが困るとわかっているのに。わかっててやるのはわがまま。だけど、子どもは何もわからないでやっているからわがままではないとのこと。



黙っているSママ。子どもたちはわがままじゃないの?と聞かれ、「あまりわがままとは思っていなかったけど、そう聞かれると、どうかな?と思う。わからない」とのこと。



「じゃあ、社会人になって、この仕事やりたくないからやりません、と言ったらどう?」 の問いに一同、それはわがまま。「社会に出たら、やりたくないこともやらないといけない。そんなに甘くない」とのこと。



「子どもの世界でも、自分勝手なことばかりしていたらどうなる?」「仲間に入れてもらえなくなるのでは」「やりたいことばかり言ってる子は嫌がられる」だんだん見えてきた。



伸び伸び育てることと、やりたい放題やらせることは、違うことなんだ。やりたいことばかりやらせていたら、社会に出たら、子ども自身が苦労することになるだとなんとなく気付いた講座でした。みんなで楽しい子育てしていきたいね。